偽物に注意!
日本で大変人気のある「UGG Australia」のムートンブーツですが、ここ最近ではまったく同じに作られた偽物が数多く出回っているようです。
精密に作られているものが多いため、一見してみると気付かないことの方が多いでしょう。
しかし、どんなに似せて作られていても、必ずどこかに違いが出てきます。
その特徴を知っておけば、注意して見ることができます。
もちろん一番いいのは正規店で買うことなのですが、今はインターネットを通じて物を買う人も増えてきていると思うので、偽物を買うことのないよう、少し勉強してみるといいでしょう。
値段
日本へ輸入する際に本物の革靴には関税が一足あたり最低4,300円かかるんです。
これはWTOが定めているものでUGGも例外ではありません。一定の条件を満たした業者さんには割引制度もありますが、それでも2,000〜3,000円は課税されます。
さらに海外からの送料に加えて、安い商品ではありませんので保険もかけます。もちろん利益も乗せなければなりません。
たとえ円高の状況でも、UGG Australiaブランドでは2万円、他のブランドのUGGだろうと1万円を切って正規の新品が買えることはまずないと思った方がいいでしょう。
見た目の違い
基本的な本物の特徴としては、少し固めのしっかりした羊毛で厚みは約1cm以上。
ほぼ無臭で、箱を開けたときに接着剤の臭いがするなどということはまずないのです。
2009年秋冬からはソールが太陽柄の大胆なデザインに変更されています。ソールの素材は柔軟性のあるEVAで、現在ほとんどのモデルが中国製(ただし発送元中国は注意)。
ロゴには必ずRマークが付き、箱と保証書が付属します。
燃やしてみよう
新しいUGGは縫い目部分のボアを触ると羊毛が少し抜けてきます(これは欠陥ではなく、履き始めに必ず起こる現象です)。
これを火で焼いてみてください。本物は一瞬で塊になったあと、それを押して崩すと粉々の灰になるのです。しかし化繊でできたフェイク品は溶けるように燃えて灰にはなりません。